ハイスクール・ミュージカルの感想

評価☆9

私がレビューをさせていただく映画は『ハイスクール・ミュージカル』です。1作目・2作目はディズニー・チャンネルで放送されたドラマだったのですが、アメリカで社会現象になるほどの人気を博し、完結編である3作目は全世界で劇場公開されました。高校を舞台にしたミュージカル映画で、『ラ・ラ・ランド』など近年のミュージカル映画ブームの火付け役だと私は思っています。
ストーリーは、秀才で目立つのが苦手な女の子と、バスケットボール部で全国制覇を目指す校内の人気者の男の子が、自分たちの歌の才能に気づき、周りの評価する自分とミュージカルに心惹かれる自分との間で苦しみながら成長していく物語で、「正反対の男女」「運命的な出会い」「気づかなかった才能の芽生え」など、まず設定に魅力的な要素がちりばめられています。
ストーリーもさることながら、やはり最大の見どころは劇中歌です。1作目を視聴した当時、まだ中学生だった私は初めて見るミュージカル映画に衝撃を受け、人生で初めて自分で購入したCDは劇中歌のサウンドトラックでした。劇中歌はバラードからポップなものまで幅広く、耳に残って思わず口ずさみたくなる名曲ぞろいで、オーディションを勝ち抜いた若手俳優さんのその歌唱力の高さにも脱帽です。基本的に男女のデュエットソングで、ヒロインとヒーロー、そしてライバルの姉弟それぞれのペアの歌声が抜群にマッチしており、この組み合わせでなければここまでの完成度の作品にならなかったのではと思うほど絶妙にシンクロしています。
また、ストーリーや歌とは全く別視点で、作品をより一層楽しめることができるポイントとして、劇中のヒロイン役の女の子と相手役の男の子が私生活でもパートナーであったということがあります。1作目の撮影時から作品が完結するまでずっと交際しており、ラブシーンも妙にリアリティが感じられて、中学生ながらドキドキしていたのを覚えています。アメリカでもティーンの間で憧れのカップルとして注目され、作品自体の人気を後押ししていたように思います。
ストーリー、劇中歌、キャストと三拍子揃っており、今でも何度観返しても楽しめる作品です。

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