カメレオンの感想

☆8

漫画で加瀬あつし先生のカメレオン。現在35歳ということもあって、ヤンキー漫画の全盛だったかもしれないがとてもおもしろい。
ガチのヤンキー漫画というよりはギャグや下ネタの要素を多分に含んでいるので、男ならみんな楽しめる漫画になっている。
あらすじとしては矢沢という主人公がいていわゆる高校デビュー。背も小さく喧嘩もとても弱いが世渡りとはったり、運のみで高校のヤンキーの頂点にのぼりつめていく漫画。最初は矢沢が通う成南高校が舞台になる。同級生でありのちにOZを結成する相沢や椎名と出会い、最初は敵対していたが見事信頼を勝ち取り成南を抑えていく。そこから数々のライバルと出会っていくが喧嘩で勝ち、次々に仲間にしていく。
おもしろいのはそれらのすべてを要領と恩だけで乗り切っていくところ。毎回、違うパターンのはったりが見れて加瀬先生の柔軟な思考が余すところなく入っている。加瀬先生のすべての漫画に言えることだが秀逸な下ネタが満載であり、とてもおもしろい。
一人一人のキャラが立っているところもよい。キャラが立っているというのは面白い漫画に必須の条件だがそれがそろっている。初めは喧嘩でガチなキャラだったのに味方になるとギャグ要因にされているキャラも多く見受けられる。最後までギャグにならなかったのは結城と松岡ぐらいではないだろうか。他はギャグよういんとしてボロボロにされている。
47巻と当時としては全体的に長い漫画であった。最後の方は県下ではなく、東大を目指す受験生となっていてもはやまともなヤンキー漫画ではなかった。しかし、その普通ではない変わったストーリーが加瀬先生の漫画の面白いところであると思う。加瀬先生の漫画は早期で終わった漫画も多いがハマる漫画はとてもおもしろい。

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